外壁塗装は何故必要❓そのメリットとは❓
外壁を塗り替える理由には、美観の回復と建物の保護の二つがあります。
美観を回復することで建物の価値を高める事ができる他、心理面でもリフレッシュ出来ます。又、建物を保護する事によって、将来の多額な補修工事を回避することが出来ます。
大切な住まいにはきちんとしたメンテナンスを施し、数世代にわたって住み続けていきたいものです。そのためにも、外壁塗装を定期的に行い、いつまでも住みやすい家にしていきましょう。
雨や雪、排気など外気にさらされる外壁
外壁は外の環境に常時さらされているため、太陽や紫外線や熱、雨や雪、工事や車からの排気、泥やほこりなどの影響をまともに受けてしまいます。
新築時はまぶしいほどだった壁面も、年月を経るとともに薄汚れ、ところどころにカビや亀裂が目立つようになります。ご近所の方や親類の方から、「あまり近づきたくない家だなぁ」と思われて気にしない人はいないと思います。
そもそも、そんな家を毎日見る家主さん自身の気持ちも沈んでいってしまいます。塗り替えを行う事で、家が生まれ変わったようになり気分もはればれとされると思います。
外壁塗装によって建物の構造を劣化から守る
外壁を塗膜によって保護し、建物の内部構造を劣化から守るのがもう一つの理由です。日本は、世界平均の2倍の降雨量があり、さらに多湿です。劣化した外壁を通して、雨水や湿気が柱や梁に染み込み、もろくなったり、シロアリに荒らされたり、暖房をしても温まりにくいと言う症状が出ると、高額な補修工事が必要となります。場合によっては、建て替えが必要となることもあります。
塗膜が粉を吹いたようになったり、色褪せが気になったり、カビや苔が目立ち始めたら、塗料の保護効果がほとんど失われたと考えてください。そんな時は、塗装業者に連絡をして、早めに相談してください。塗り替えによって、深刻なトラブルを未然に防ぐ事が可能となります。
※但し、中には悪質な業者もいますので、くれぐれも気を付けてください。
外壁塗装の最大のメリットは❢
かつては、「日本の住宅の寿命は30年」と言われ、一世代限りの使い捨て感覚でした。ですが、現代では、廃棄物削減と環境保護の精神が根付いてきて、持ち家に対する考え方も変わってきています。
「100年住宅」と言う言葉に代表されるように、家は親から子へ、子から孫へと住み続ける財産とも言えます。
長年の進歩を重ねてきた外壁用塗料の中には、約15年の耐久性を有する物もあり、直射日光の影響を抑えたり、セルフクリーニング機能があったりと、住宅の長寿命化に大きな力を発揮します。次世代に伝える家だからこそ、怠ることなく塗り替えを実施し、快適で住みやすい家にしていけます。