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塗装工事における手抜き工事の見分け方!

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塗装工事業者の中には、手抜き工事をする業者もあります。その手法は様々で、相当悪質なものもあります。

工期が不自然に短いとか、塗料缶の銘柄・個数が見積書の記載と異なっているのは手抜きの赤信号で、施主様にも気づきやすいものです。

※施主様が手抜き工事に気付くのは、たいてい数年後に異変が起きた時になります。泣き寝入りを防ぐには予防が肝心です。施主様ご自身のちょっとした頑張りで、手抜き業者をシャットアウト出来ます。

悪徳異業者の手抜きの手口!

悪徳業者はもちろんですが、昔から塗装業の看板をあげている業者の中にも、工事を手抜きするところもまれにあります。どんな手抜きをするのかは様々ですが、工程別に代表的なものを挙げてみます。

※塗装前

塗装前の下準備として、必ず塗装面の高圧洗浄が行われます。その際に、塗装予定面に洗浄が行われていない箇所がある・洗浄時間が短すぎる・洗浄後に十分な乾燥時間をおかないのは手抜きです。

洗浄の後は様々な下地処理があります。下地処理においては、外壁のひび割れをシミーリング(コーキング)材で補修をしない・金属部のケレン(錆とりや目荒らし)がいい加減である、といった手抜きが多いようです。

下地処理の後には、非塗装面に、専用のビニールシートやテープを張る作業、つまり養生と言う作業があります。この養生作業においても、雑に仕上げて、非塗装面に塗料がついてしまうこともあります。これを掃除しないままで放置する手抜きもあります。

※塗装時

実際塗装の際に、見積書よりもグレードの低い塗料を使用するとか、塗料メーカーの規定よりも希釈しすぎることで、コストを下げようとする業者もいます。(規定以上に薄めてしまうと、塗膜の効果が下がってしまい、長持ちしなくなります。)必然的に仕上がりの品質が低下してしまいます。

例外もありますが、塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの3工程が原則です。この工程を一回飛ばして、2工程しかしない業者もいます。この工程で手を抜かれると、数年で塗膜が劣化し、数年でまた塗り替えが必要になってしまいます。

また、一工程ごとに十分な乾燥時間を設ける必要がありますが、これをせずに、拙速に次の塗りに進んでしまうという事例もあります。

手抜き工事の見分け方!

工事期間中、施主様が一日中、工事の様子を監視したり、屋根に上がって縁切り処理がされているかをチェックしたりするのは、現実的に難しいのが現状だと思います。それに、もし良質な業者であれば「職人側は信頼されていないのか」と気分を害してしまい、作業に影響するかもしれません。

良く行われる手抜きで、かつ施主様にもわかりやすいのは、「塗りの工程が守られているか」「異なる塗料が使われていないか」「塗料の空き缶が異常に少なくないか」です。

塗りの工程が一回減れば、一日相当の工程が減り、不自然に工期が早まります。また、塗料の缶を見れば、どのメーカーのどの塗料が使われているかはすぐにわかります。(まれに、作業前と作業後に空缶だけを用意して、施主様にわからないようにしている業者もいますので、少し大変ですが毎日チェックすると良いかもしれません。)また、塗り面積の割に消費された塗料が少ない(=過大に希釈している)かどうかは、工事現場に置かれた空き缶で判断できます(事前に空缶を準備している悪徳業者もいますから、これだけでは一概に判断することは難しいかもしれませんので、不安な方は、最初にこれだけの材料を使います。というふうに、材料を現場に置いてもらって、確認するのもいいかもしれません)。

業者の中には、手を抜かずに作業をしていることを証明するために、期間中の外壁・屋根の状態を日々、日付入りで写真におさめて提出する業者もあります。発注先にそういった写真の提供を求めて、快くOKしてくれるかも、手抜き業者かどうかを判断する材料にしてもいいかもしれません。

大手企業の中には、営業だけを自社で行い、実際は下請け業者に安くで仕事を流すところもあります。下請け業者は、安い金額で利益を上げないといけないので、途中工程を省く悪徳業者もいますので、この辺は十分に気を付けてください。ただし、下請けだからといって、手抜き工事をする業者ばかりではありません(施主様の為に設け度返しでやって下さる業者もいます)ので、見分けるのは難しいと思いますが、毎日の作業内容や塗料の使用量、空缶など、よく見ておく必要もあります。

手抜き工事は予防が肝心!

多くの場合、施主様が手抜き工事に気付くのは、工事が終わってから数年後に異変が起きた時です。そうなってからはもう手遅れです。それに、工事中に手抜きに気づいても、業者は知識をふりかざして、言いくるめようとするかもしれません(泣き寝入りされた方が沢山おられます)。

泣き寝入りを防ぐには予防が必要です。施主様ご自身がある程度知識を持ち、見積書の項目をきちんと確認し、契約内容を熟読するなど、発注前の段階で、少しの頑張りをすることで、手抜き業者をシャットアウトできると思います。

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