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塗料の種類・耐久年数その他について

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①シリコン系塗料について

水性セラミシリコン塗料は、耐久性コ-ティング材として注目されているシリコン系樹脂に、セラミック成分を複合化したセラミックシリコン樹脂をバインダ-としている為に、強靭な架橋塗膜を形成します。従来の水性塗料〔アクリル.ポリウレタン樹脂〕に比べ、優れた耐久性と低汚染機能により、長期に亘って壁面を美しく維持することが出来ます。

💮シリコン系塗料の特長について

⁂耐久性➡紫外線.湿気などのポリマ-劣化要因に対し、優れた抵抗性を示し、建物を長期にわたり保護します。

⁂防水性➡複層仕上げの場合は、主剤にアクリルゴム系の材料を使用すれば、躯体の伸び.ひび割れに対して、追従性を示し、雨水の侵入を防ぎます。【弾性系の場合に限ります】

⁂優れた低汚染性➡緻密な架橋塗膜は、大気中の粉塵や排気ガスを寄せ付けず、優れた低汚染性を発揮します。

⁂防カビ.防藻性➡特殊設計により、長期に亘ってカビや藻等から微生物汚染を防ぎ、衛生的な環境を維持することが出来ます。

⁂安全設計➡水性である為に、溶剤中毒や火災の心配もありません。

⁂資産価値の向上➡従来のアクリル樹脂.ポリウレタン樹脂〔現在は殆ど使われない〕塗料に比べて、耐久性が高いために、長期メンテナンスを含めたサイクルコストの削減になる。『目安は8~10年サイクルで工事が望ましい』

但し、上記記載事項は、あくまでも工程通りに、正しい壁面に使用した場合のみに、中長期的に美しく保たれるのであって、工程を省いたり、適正な壁面に使用しなかった場合には、数年で劣化してしまいます。【軽量モルタル,ALCパネル,高断熱系型窯業系サイディング及び発泡ウレタン等を使用した高断熱系の外壁に塗装する場合は、蓄熱されたり、水の影響や下地の状態、塗装時の環境など、幾つかの条件が重なる事で、パネルの変形や塗膜の膨れ、剥がれなどが生じることがあります。こちらの塗料を使用されたい場合には、専門家による診断をしっかり受けてからのご使用をお勧め致します。

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